山梨移住 道具三昧

都会のど真ん中新宿から山梨県北杜市に移住 甲斐駒ケ岳の麓で暮らすため、必要な物を揃えまくった記録です 成功もあれば失敗も

薪作り #2 チェンソー選び

さて、肝心なチェンソー本体である。

これはメーカー、ガイドバーの長さなどでいろいろ悩みましたねえ。

ネットで簡単に手に入れられる国産品、専門店でのみ販売されている外国の製品。

いろいろ検討した結果、モノやスタイルから入るという私の性格と、チェンソー開発において様々な発明や特許を持つ歴史と性能、信頼性から、ドイツのスチール社(STIHL)の製品に決めた。

で、STIHLの中でどれにするか。それほど体力の無い自分にはパワーと重量のバランスが大切と考え、ガイドバーの長さは40cm〜45cm、排気量は40㎤少々、重量は4kg半ばくらいまで、ということで『MS 241 C-M』に決定!

http://static.stihl.com/upload/assetmanager/modell_imagefilename/scaled/zoom/dc67cf875dff420f9a2dfe7f61ed16a0.jpg?_ga=1.109640389.1359390085.1481365407

キャブレター調整が一切不要というM-Tronicを搭載し、ソーチェンに3/8“ ピコスーパー3 (PS3)チェンを標準装備していて、切削スピードや突っ込み切りの性能に優れているという製品。

実際、これはイイ!

デコンプも装備されていて、始動性も非常に良い。

山梨では甲府市行徳に本社がある「山梨スチール株式会社」でSTIHL製品を扱っていて、パーツも豊富でメンテナンスも非常に信頼でき、ここだけの話、値引きも少々してくれ、予備のソーチェンもオマケしてくれた。

 

 

何度か伐木を経験していると、玉切りするまでに枝の処理に案外時間と労力を取られることがわかってくる。小枝の根元をいちいち4kgを超えるチェンソーを持って切り続けるのが苦痛になる。

そこで買ったのが『こがるmini G2050T』

ゼノア エンジン式チェンソー トップハンドルソー こがるシリーズ G2050T

新品価格
¥60,000前後

排気量18.3㎤、20cm(8インチ)のスプロケットノーズバー、本体乾燥質量2.2kgという世界最軽量モデル。

これは楽!

もちろん、馬力がないので回転が下がると切れなくなる。回転さえ十分なら押し付けなくても切れ味は良い。

直径15cmくらいまでの立木や丸太ならば、これ1台で事足りる。

ただ、細い枝打ち作業は次々と早く進むため、切り終わったあとついつい油断して、歯が完全に止まりきらないうちに、切れた枝を取り除くような作業をしてしまいがちになると、歯に近い手や足が危険になるので注意が必要だ。

2016年の年始に購入したこの機種は、2017年現在では既に後継モデルが出ている。

それがこちら『スゴラク。こがるmini G2100T』

【新品・試運転済み】 ゼノア チェンソー G2100T (こがるmini スゴラク) ≪G2100T-25P8≫ / バー:20cm(8インチ) スプロケットノーズバー / チェン:25AP [ 967262252 ]

価格:50,000円前後

カタログの数値を比べてもどこが変わったのかあまりよく分からないのだが、きっと 各部がリニューアルされているのだろう。

しかし、スゴラクのあとに付く『。』は何なのだろう?

モーニング娘。』『カントリー娘。』や、2016年に話題となった『ゲスの極み乙女。』などと同じか??

薪作り #1 防護用品

山梨で生活をするに当たり、チェンソー作業のための防護用品などなど。

新居では薪ストーブを使うと決めていて、薪の調達を自力で行おうと考えているので、まずは伐木するために必要な物。

まだ新居の基礎にも取り掛かっていない時から、土地探しの折に現地でできた知り合いのお宅で木を切ることができるというので、薪作りの練習にはげもうということです。

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コマツ教習所で講習を受けて資格は取ってきたのだが、実際にやってみると随分違う。友人の指導の元で直径50cmくらいある松を玉切り。針葉樹なので2年乾燥させて薪に使う。この写真で使用しているチェンソーは友人がアメリカから直輸入した大型STIHL。ガイドバーは55cmありパワーも強力だが、とにかく重い。その重量を利用して切ると楽だということだが、刃が切れなくなってくると 途端に辛くなってくる。

 

●足を保護する

ハスクバーナ社製の『プロテクティブ レザーブーツ クラシック20』

ハスクバーナ プロテクティブ レザーブーツ クラシック20(ソーチェンプロテクション入りブーツ) 40(26.0cm) 586447140

新品価格
¥21,000前後

見るからに堅牢で、20m/s(class 1)のソープロテクション素材が使われている他、爪先には鋼鉄製のトゥキャップも装備。メーカーは軽量というが、そうでもない。

 

このモデルよりも上位に『プロテクティブ レザーブーツ テクニカル24』というのがあり、ソープロテクション性能は名前にもある通り24m/s(class 2)とハスクバーナの中で最強。100%完全防水性能も備えている。

ハスクバーナ プロテクティブレザーブーツ テクニカル24 Husqvarna (42)

新品価格
¥36,000
前後

 

これらのレザーブーツは非常に安心ではあるが、脱いだり履いたりするのに手間隙がかかり 、足首は固定されていて曲がらず、長く履いているとその重さも少しずつ負担になってくることがある。

足の甲まで保護できるのは安心なのだが、鉄製の先芯入りゴム長靴でもいいか〜、という気にもなる。

チェンソー作業だけではなく、あらゆる作業で活躍してくれる頼もしいヤツ。

[ミドリ安全] 作業靴 長靴 MPB5000N MPB5000N グリーン(グリーン/L(25.5-26.0)

新品価格
¥3,000前後

[ミドリ安全] 作業靴 長靴 MPB5000N MPB5000N グリーン(グリーン/XL(27.5-28.0)

カラーはこのグリーンベースとグレーベースがある。

 

しかし、あまりに酷使してきたため消耗が激しく、早くも次の安全長靴を買う羽目に。

 少しオシャレに迷彩柄で。

[キタ] kita セーフティレインブーツ 迷彩プリント KR-7260 ブラック(ブラック/L)

新品価格
¥3,300前後

この商品のカラーはこのブラックベースとグリーンベースがある。

 

●脚を保護する

そしてハスクバーナの『プロテクティブズボン クラシック』

プロテクティブ・ズボン クラシック 【48】 ウエスト82-95cm

新品価格
¥15,000前後

作業中にチェンソーが接触した際、5層のプロテクション素材が回転するソーチェンに絡みついてソーチェンの回転を停止させて脚を守るというもので、20m/s(class 1) の保護性能を持つ。

裏面のジッパーを開くとメッシュが表れて蒸れを防ぐという機能があるが、正直なところ暑い! 実際は真冬以外に出番はなく、結局のところ作業ズボンの上にチャップスというのが定番のスタイルになってしまう。

日立工機 チャップス 刈払機 草刈機 チェーンソー 作業用保護ズボン 0060-0022

新品価格
¥8,800前後

 

●手を保護する 

足元の次は手、ということで同じくハスクバーナの『プロテクティブグローブ テクニカル 』

ハスクバーナ プロテクティブグローブ テクニカル 08(M) ソープロテクション入り 5793810-08

新品価格
¥5,500前後

 主な部分はヤギの革で作られていて、左手甲の部分は20m/s(class 1) の保護性能を持つ。

使ってみると快適なのだが、チェンソーを使用中にだけはめる物ではなく、切った丸太や枝を運んだり、チェンソーの一連の作業ではずっとはめたままなので傷みが思ったより激しい。そのため、消耗品としては値段がちょっと高い感じがする。

 

●頭を保護する

次はヘルメット。

またまたハスクバーナの製品。

ハスクバーナ フォレストヘルメット(ファンクショナル)一式 5764124-01

新品価格
¥9,000前後

 これは残念ながらあまり被り心地は良くなかった。

しかもアゴ紐は別売り!

最近、白州の友人が『新ダイワ フォレストヘルメット』を買った。

https://item-shopping.c.yimg.jp/i/l/toolshopkuma_0306helmet

これはなかなか悪くない。アゴ紐も付属。

頭の後ろ側にサイズ合わせのアジャスターダイヤルがあり、簡単に調整可能。

値段もYahoo!ショッピングで8,000円ちょっと。

ハスクバーナの網がヨレヨレになってきたので、次はこれにしよう。