薪作り #2 チェンソー選び
さて、肝心なチェンソー本体である。
これはメーカー、ガイドバーの長さなどでいろいろ悩みましたねえ。
ネットで簡単に手に入れられる国産品、専門店でのみ販売されている外国の製品。
いろいろ検討した結果、モノやスタイルから入るという私の性格と、チェンソー開発において様々な発明や特許を持つ歴史と性能、信頼性から、ドイツのスチール社(STIHL)の製品に決めた。
で、STIHLの中でどれにするか。それほど体力の無い自分にはパワーと重量のバランスが大切と考え、ガイドバーの長さは40cm〜45cm、排気量は40㎤少々、重量は4kg半ばくらいまで、ということで『MS 241 C-M』に決定!
キャブレター調整が一切不要というM-Tronicを搭載し、ソーチェンに3/8“ ピコスーパー3 (PS3)チェンを標準装備していて、切削スピードや突っ込み切りの性能に優れているという製品。
実際、これはイイ!
デコンプも装備されていて、始動性も非常に良い。
山梨では甲府市行徳に本社がある「山梨スチール株式会社」でSTIHL製品を扱っていて、パーツも豊富でメンテナンスも非常に信頼でき、ここだけの話、値引きも少々してくれ、予備のソーチェンもオマケしてくれた。
何度か伐木を経験していると、玉切りするまでに枝の処理に案外時間と労力を取られることがわかってくる。小枝の根元をいちいち4kgを超えるチェンソーを持って切り続けるのが苦痛になる。
そこで買ったのが『こがるmini G2050T』
ゼノア エンジン式チェンソー トップハンドルソー こがるシリーズ G2050T 新品価格 |
排気量18.3㎤、20cm(8インチ)のスプロケットノーズバー、本体乾燥質量2.2kgという世界最軽量モデル。
これは楽!
もちろん、馬力がないので回転が下がると切れなくなる。回転さえ十分なら押し付けなくても切れ味は良い。
直径15cmくらいまでの立木や丸太ならば、これ1台で事足りる。
ただ、細い枝打ち作業は次々と早く進むため、切り終わったあとついつい油断して、歯が完全に止まりきらないうちに、切れた枝を取り除くような作業をしてしまいがちになると、歯に近い手や足が危険になるので注意が必要だ。
2016年の年始に購入したこの機種は、2017年現在では既に後継モデルが出ている。
それがこちら『スゴラク。こがるmini G2100T』
価格:50,000円前後 |
カタログの数値を比べてもどこが変わったのかあまりよく分からないのだが、きっと 各部がリニューアルされているのだろう。
しかし、スゴラクのあとに付く『。』は何なのだろう?